2023年環境教育研修プログラム

9月1日から9月4日まで、猿払村におきまして環境教育研修プログラムを実施しました。

コロナウイルスの影響もあり大学生を招いての研修は3年ぶりの実施となります、今回は北海道大学、酪農学園大学の学生2名での環境教育研修を実施、初日は大雨の影響でJRが運休し学生の到着が4時間ほど遅れるハプニングもあり、真野副村長からの猿払村の概要、歴史、産業の講義は中止となりましたが、学生が到着後猿払イトウ保全協議会会長、小山内より、協議会発足、猿払イトウの会の活動と猿払村の産業、概要の講義を実施しました

2日目午前は大雨の影響で猿払川沿いの道路が冠水で通行止めとなり、急遽、知来別川、鬼志別川の河川環境やイトウの生息にとって脅威となる個所などを猿払イトウの会川原が現地を廻り説明、河川改修後の河畔林等、人の手が加えられた部分の違いや湿地、山地の植生の違い、イトウの産卵河川を歩きカラフトマスの産卵、河川環境や河畔林、倒木と自然河川の構造を観察しました

3日目は王子製紙社有林内の施業地に行き王子木材緑化の沖谷より村内の王子社有林の概要、森林施行について説明を受け実際に伐採の現場を視察、その後猿払川支流の王子製紙社有林内のイトウ保全区を視察、原始の姿が残る河川環境や氾濫原、林道と河川の交差部に存在するカルバートなどを問題点なども交えながら説明を受け、イトウの稚魚等の魚類を捕獲、観察しました。

最終日は猿払村役場において、今回の研修をまとめたプレゼンテーションを発表して環境教育研修プログラムを終了しました。

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