国立環境研究所による研究

国立環境研究所は「絶滅危惧淡水魚イトウ(サケ科)の新たなモニタリング手法の開発」 として研究を進めています。 http://www.nies.go.jp/biology/research/g_pj/it/index.html イトウ遡上の貴重な映像のご提供を頂きましたのでご覧ください。130430-103-h-l 映像提供;独立行政法人 国立環境研究所

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2012北大環境教育研修レポート(個人)

2012SICC北大環境教育研修レポート(個人)

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猿払地区カルバート調査報告書(中間報告)

イトウの遡上に影響するカルバートについて、現状を調査しております。中間報告を近々に掲載します。 2011SICC猿払地区カルバート調査報告書(中間報告) 充气帐篷

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2011環境教育研修参加レポート

2011環境教育研修 大学生が参加し、イトウ、猿払の自然環境、産業を学習、フィールドワークを体験しました。学生5名のレポートです。 2011環境教育研修レポート集

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カルバート調査

 猿払川にイトウが安定して生息している理由のひとつに、他の河川に比べ、堰堤などの河川を横断する構造物が少ないことがあげられます。川の下流や河口付近、さらには沿岸で成長し、産卵のために上流に移動、産卵後はまた下流に移動するイトウにとって、川がダムや堰堤などによって分断されることは致命的なこと。イトウは移動することができなくなり、産卵できず、やがてその川から姿を消すことになります。猿払川流域にダムがないこと、また堰堤も数が限られていることが、イトウの再生産を保証しているといえるでしょう。 しかし一方では、猿払川にも他の河川と同じように、数多くのカルバートが設置されています。カルバートはダムや堰堤ほど規模は大きくありませんが、イトウをはじめとする回遊魚の遡上を妨げる障害物となることが知られています。カルバートとその下流の水位差や、カルバート内の激しい水流によって、産卵期にイトウが遡上できないケースが報告されています。 そのため猿払イトウ保全協議会では、環境保全区内のカルバートの設置状況や、カルバート上流側でのイトウの産卵状況を調査。イトウに対するカルバートの影響を評価するための基礎資料とします。調査後は、結果の集計とその解析結果を猿払イトウ保全協議会の活動実績として報告します。また調査を通じて明らかとなった問題点については対策を講じ、その対策についても追跡調査を行い、効果を検証します。 ■カルバートとは 用水や排水のための水路が、道路や堤防などの下に埋設されたもの。カルバート下流の落ち込みの水深が深くないとイトウは遡上できず、またカルバート内や上流出口付近に流木などの障害物がある場合も遡上できなくなります。

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