魚類の遡上障害解消に向けて

猿払村内ではイトウを含めたサケ科魚類の産卵域のほとんどが河川上流部の山地にあり、山は林業に利用されている面積が大半を占めています、森林施業に欠かせないのは林道ですが、それらは河川と交差する部分も多く、川をまたぐ個所にはカルバートが設置されています、このカルバートが魚類の遡上を妨げる一因になる場合があり、それらの調査継続していますがこのデータを提供しこの度宗谷森林管理署がカルバートの問題点解消に向け動き出しました、

問題点の多くはカルバート設置状況で、一つはカルバート本体が河川水面より高く設置されたことによる水面との落差、もうひとつは河川幅より小さなカルバートを設置したことによるカルバートの閉塞です、この度はこの閉塞の解消に向けての取り組みになります。

閉塞による弊害や閉塞のメカニズムを説明をしながら現場を視察、今後、閉塞物の撤去と定期的なメンテナンスに向けて動き出します。(猿払イトウの会 川原 満)

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